公園について
問(林):
まずは中の島公園の魅力向上について1点ご質問いたします。
指定管理者応募者が1件だったことについて本市のご見解をお示しください。
次に、紫金山公園の魅力向上事業についてご質問いたします。
1点目、来年度の社会実験の継続についてはどのように行う予定でしょうか。
2点目、風土記の丘構想を踏襲する一方で、市民から樹木が鬱蒼としているとの御指摘もあります。自然保護と安全性の両立について、本市の具体的な方針を教えてください。
3点目、ワークショップで釈迦ヶ池の活用が話題に上がりましたが、本市から管理者へ何か働きかけを行ってはどうでしょうか。
4点目、紫金山公園に関連する都市計画道路の進捗状況について、本市の見解を教えてください。また、住民への説明機会の確保についてのお考えもお聞かせください。
5点目、過去に地域教育部として、関係部局と共に検討していくと発言があったビジターセンターについては、魅力向上事業の中でどういった整備方針になる予定でしょうか。
次に、公園の看板についてです。
市内の公園では、必要以上に多くの看板が設置されており、景観を損なうだけでなく、情報が乱立し、逆に分かりにくくなっております。また、内容が古いまま更新されていないものや、意味のないと思われる注意書きも見受けられますので、質問させていただきます。
1点目、公園内の看板の設置基準について、どのように定めているのでしょうか。
2点目、看板の数や内容を定期的に見直す仕組みはあるのでしょうか。
3点目、必要以上の看板を削減し、情報を整理する計画はあるのでしょうか。
次に、遊具の利用停止についてです。
最近、市内の公園では、壊れてもいない遊具が次々とテープで封鎖され、子供たちが、なぜ遊べないのかと首をかしげる光景が広がっております。理由の説明もなく、ただ使えなくされた遊具を前に、大人ですら困惑しておりますので、質問させていただきます。
1点目、遊具の点検はどのような基準で実施され、具体的にどのような項目を確認しているのでしょうか。
2点目、遊具が利用停止となる場合、その理由や修繕予定を市民にどのように周知しているのでしょうか。
3点目、修繕や更新が遅れている遊具について、どのような対応を考えているのでしょうか。
4点目、遊具の適切な維持管理を迅速化し、子供たちがより早く安全に利用できるような改善策を講じる予定はあるのでしょうか。
答(土木部長):
公園に関する御質問に、土木部からご答弁申し上げます。
まず、中の島公園魅力向上事業における指定管理者候補者については、学識関係者を含む選定委員会において、Park-PFI手法による再整備と併せ、本公園の管理運営を適切かつ確実に行うことができる事業者として、選定基準、評価項目に基づき選定されており、1者による応募ではありますが、本公園の目指すべき姿を実現できる能力を有する事業者が選定されたものと考えております。ほかにも興味を持たれている事業者は複数あったと思われますが、事業の採算性などから、結果的に1者応募となったものと推測しております。
次に、紫金山公園についてご答弁申し上げます。
来年度の社会実験につきましては、今年度の社会実験で南エリアの里山管理体験や、かまどベンチなどの実践型プログラムなどの声があったことから、もう少し実証実験を続け、今後の具体的な方針策定に生かしていくことを目的としているものでございます。ワークショップや社会実験参加者のほか、SNSなどを通じて、改めて企画に参加いただける市民を広く募集し、その輪を広げていきたいと考えています。
自然保護と安全性の両立につきましては、利用時間の制限を行わない自然型の公園全般に見られる社会的な問題の一つと捉えております。基本的に園路や散策路を安全に利用していただくためには、利用者自らの自助に委ねることになりますが、積極的に植栽に手を入れるべきゾーン、自然の遷移に委ねるゾーンなどを区分し、関係者の意見もお聞きしながら、よりよい方法を検討していきたいと考えております。
釈迦ヶ池の活用につきましては、所有、管理されている釈迦ヶ池土地改良区に対し、ワークショップへの参加協力を求め、管理上困っておられるごみの問題などを情報提供させていただいたり、名神下から池沿いの通行や釣り大会など、ワークショップ参加者からの御意見を共有するなど、市として働きかけを行っているところです。農業用のため池として管理されていることから、活用に伴う維持管理、安全管理への負担の増加などを御心配されており、今後は、これらの懸念を払拭できる協働の方向性を探っていきたいと考えております。
次に、公園の看板につきまして、公園に設置している啓発看板は、利用者や近隣住民の方々の強い要望で設置をしているものです。本市としましては、積極的に設置していくことを望んではおらず、設置基準はありませんが、吹田市公共サインデザインガイドラインでは、管理台帳の整理など適切な維持管理や、景観に配慮した表示方法などが示されていることから、そのように運用するよう努めてまいります。
看板の数や内容を見直していく仕組み及び整理していく計画につきましては、啓発看板は基本的に利用者や、近隣住民の方々の要望で設置しているものであり、必要数の設定は困難でありますが、一定期間が経過し、古くなった看板につきましては、定期的にチェックする体制を検討し、内容更新の検討を行うとともに、可能な限り撤去し削減を図ってまいります。
最後に、公園の遊具につきまして、ご答弁申し上げます。
遊具の点検基準とその内容につきましては、本市では、遊具を子供たちが安心して遊べる重要施設と位置づけ、市で管理する公園や遊園にある全ての遊具を対象に、年に1度、有資格者による点検で、劣化具合やハザードを診断し、遊具の健全性を調査しております。
遊具の利用停止の周知につきましては、調査時に、危険と判断された遊具は、緊急対応として直ちに立入禁止表示テープを設置することにより使用禁止措置を取り、安全性の確保に努めております。今後は、修繕や更新まで一定期間要するため、使用禁止した理由を現地で告知できるような工夫を実施してまいります。
修繕や更新の対応については、吹田市公園施設長寿命化計画に基づき計画的に実施しておりますが、早期の予算と財源の確保に努め、計画を前倒しにするなど、使用禁止期間を可能な限り短縮できるよう努めております。
答(地域整備担当理事):
都市計画道路の進捗状況について、地域整備担当からご答弁申し上げます。
都市計画道路豊中岸部線岸部北工区の進捗状況につきましては、大阪府において、令和6年(2024年)3月に事業認可を取得し、同年5月に事業概要説明会を開催、同年7月頃から測量、土質調査及び道路予備設計に着手しており、おおむね事業工程のとおり進捗しているものと考えております。
今後の住民への説明につきましては、道路予備設計の進捗を踏まえて、令和7年度に実施予定であるとお聞きしております。
答(地域教育部長):
続きまして、地域教育部から答弁申し上げます。
(仮称)紫金山公園ビジターセンター整備基本構想における当該施設の整備につきましては、現在、紫金山公園魅力向上事業の中で、市民ニーズを把握しながら、必要な機能等を再整理する必要がありますことから、関係部局とも連携し、改めて検討を進めてまいります。
意見(林):
ボール使用の通知を保護者全員に配付するのであれば、遊具の利用停止についても教育委員会を通じて周知すべきです。さらに、公園の管理にとどまらず、市民と共に未来へ向けたよりよい公園づくりを、さらに進めていただくよう要望いたします。