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卒煙支援について

問(林):

昨年7月定例会の卒煙についての質問で、卒煙支援ブースを早急に検討していただきたいことをお伝えし、本定例会の議案第29号として江坂公園、豊津公園に、合計2基のブース新設についての予算が上程されていることについては評価し、感謝をいたすところであります。

ですが、その質問の際に、昨年4月より設置稼働しているJR岸辺駅、JR吹田駅にある卒煙支援ブースについては、供用開始以降3か月時点で卒煙支援が事業として成り立っていないような状況でした。

この事業の現状はどうなっていますでしょうか。

答(健康医療部長):

本年2月15日現在の禁煙チャレンジ開始届け出者数は60名で、そのうち卒煙支援ブースがきっかけで制度を知り、申込みをされた方は9名でございます。

昨年6月末時点の1名から増加しており、同ブースの利用者に対しまして、一定の禁煙促進の効果が表れているものと考えております。

また、たばこの煙や臭い等に関する苦情やポイ捨ての件数も大幅に減少しており、環境美化の促進、周囲への煙や臭いの低減に寄与しているものと考えております。

問(林):

供用開始以降一定の成果があることをお聞きし、安心した反面、今の数値からすると、令和4年2月定例会で健康医療審議監が述べておられた当初の目標である1年間で20名以上の方がブースの利用をきっかけに卒煙することを目標にしているという数値には、このままだと満たないように思います。

市民の健康促進のために、さらなる取組の検討が必要と考えますが、このことについて担当部の御所見はいかがでしょうか。

答(健康医療部長):

現状では設定した禁煙チャレンジ開始届者数の目標値に至っておりませんが、卒煙支援ブースで実施したアンケートの回答者15名中12名の方から、ブースでの動画を見て禁煙を始めたい、または禁煙を多少意識するようになったとの回答を得ております。

また、同ブースをきっかけとした禁煙チャレンジ開始届出者数が着実に増加しておりますので、この推移を注視しながら、これらの成果をホームページ等でも広く周知するなどして、さらなる禁煙促進の取組を進めてまいります。

意見(林):

今回のように、卒煙支援ブースが増加するタイミングがさらなる禁煙促進の取組を進めるチャンスかと思いますので、ブース新設のタイミングに一人でも多くの方が禁煙チャレンジの開始できるよう、広く周知をお願いいたします。

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