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統合型GIS・公開型GISについて

令和2年4月1日に本市が中核市へ移行したことにより、全国で初めて4つの中核市が西から東に並んだことにより、NATS4市は連携して新しい都市間ネットワークを形成しておられることと思います。令和元年からは市長の議会答弁でもNATSという単語が度々登場しており、この間それだけ密な都市間ネットワーク形成をしておられる証拠なのだと仄聞しております。

ですが、公開型地理情報システムについてこのNATS4市のホームページを比較閲覧してみますと、それぞれ「にしのみやWeb GIS」「地図情報あまがさき」「地図情報とよなか」と他市では10項目以上の地図データが集約サイトに統合されており、誰でも容易に閲覧できるにも関わらず、本市では「都市計画情報すいた」や「下水道台帳」等がそれぞれ別々で閲覧することはできますが、他市のように集約サイトに統合されておらず容易に閲覧ができません。密な都市間ネットワークを形成されているはずの他市と比較をして、本市がこの状況であることは非常に残念です。私としては自治体DXの要でもある公開型GIS統合については是非とも本市以外のNATS3市の例を参考にして頂き、早急に他市並みのものへと向上させて頂きたいと考えております。それでこそ、NATSの成果だと思います。

そこで今年度の当初予算に注目をしてみると、自治体DXの一環として公開型GIS統合による拡充の予算が組まれております。さらに、昨年度から本年度の実施計画の中でも計画拡充と予算の追加が行われ、上方修正がされております。

そこで質問させて頂きます。


問(林)

公開型GIS統合のためには前段階として、統合型GISの拡充が必要不可欠化と考えております。本市では平成30年度に統合型GISの再構築をされておりますが、5年が経過した現在の各部局での構築状況はどのようになっているでしょうか。さらにそのうえで各部局の公開型GIS拡充のための具体的な計画をお示しください。

答(行政経営部長)

まず、本市の統合型GISは、庁内における地図情報の活用や共有を図るものであり、現在では、主に技術系の部分を中心に20~30ほどの室課が活用をいたしております。

次に、現在構築を進めております公開公開型のGISにつきましては、令和6年3月ごろの稼働を予定いたしております。現在個別に公開をしております都市計画図及び公共下水道台帳図のほか、指定道路図や地番参考図など、10程度の地図データを公開する予定でございまして、現在、関連部門と連携し、準備を進めているところでございます。

今後、その他の地図情報の一元的な集約や、公開可能な地図情報の追加に向けまして、庁内連携し取り組んでまいりたいと考えております。

要望(林)

公開型GISについてはNATS4市の中で、現状とても遅れていますので早急にご対応をお願いいたします。

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