卒煙について
問(林):
本年4月より設置、稼働しているJR岸辺駅、JR吹田駅にある卒煙支援ブースについての質問をさせていただきます。 ブースを利用して禁煙チャレンジを行った方の人数をお教えください。
答(健康医療部長):
本年4月の卒煙支援ブース供用開始以降の3か月間における禁煙チャレンジ開始届出者数は、6月末時点で22名、うち卒煙支援ブースがきっかけで制度を知り、申込みをされた方は1名でございます。
問(林):
1か所当たり1,800万円を投入して建設した卒煙支援ブースかと思います。卒煙という観点でこういった事業を行うとき、私は最初のスタートが肝心だと考えております。
ですが、この1人という人数は、事業として頓挫しているのではないかと感じてしまいます。
その点についてはどうお考えでしょうか。
答(健康医療部長):
卒煙支援ブースにつきましては、喫煙者への禁煙促進のほか、環境美化の推進、周囲への煙や臭いの低減を目的として設置しております。
供用開始から約3か月が経過し、短期間ではございますが、ブース周辺でのポイ捨てや苦情件数の減少が見られているほか、ブース内での動画による啓発や、ホームページへの誘導により、実際に禁煙チャレンジ制度の利用につながった事例もございました。
禁煙促進の成果につきましては把握が難しい面もございますが、引き続き環境部と連携しながら、効果的な啓発手法について検討してまいります。
要望(林):
今回の市長の「重点取組2023」の中に記載がございますが、スモークフリーシティ実現については私も賛同しております。
ぜひ現実的な取組を進めていただくために、今御答弁いただいたように、今後も他部署との連携をしっかりしていただきながら、卒煙支援ブースの意義を尊重した上で利用者が増えるよう、様々な見直しを進めるなど、市民に費用と効果が理解されるブースを早急に検討していただきたいと思っております。