小学校の遊具について
問(林):
令和4年9月の定例会で議決された小学校管理事業における遊具や体育器具の整備に関して、本市は児童が安心して安全に遊具を利用できる環境を整えてこられ、昨年度までの撤去・新設については、児童の安全のために迅速に対応していただいたことと存じます。
ですが、本年度以降の小学校遊具・体育器具の新設整備の進捗状況が見えてきません。
そして、今年3月に小学校を卒業したお姉ちゃんが、今年4月に入学した弟に対して「私たちは複合遊具を含むたくさんの遊具がある運動場で遊んでいたけれど、弟たちは遊具があまりない運動場で遊んでいて可哀そう」とお母さんに話していたという声をお聞きしました。
これらの状況を踏まえ、質問させていただきます。
本年度以降の小学校遊具・体育器具の新設整備の進捗状況はどのようになっているのでしょうか。
答(学校教育部長):
小学校遊具・体育器具の進捗状況につきましては、令和6年度から体育の授業に必要な鉄棒、肋木、雲梯、ジャングルジム、はん登棒が揃っていない学校に対して、順次、整備を進めているところです。
本年度は4校で整備する予定でございます。
(林):
4校って昨年度までと違って非常に鈍い動きですよね。
問(林):
撤去後すぐに新しい遊具が設置されず、数少ない遊具の校庭で遊んでいる児童たちがいる小学校があると仄聞しております。
このかわいそうな状況について、早急に遊具の新設をすべきと考えますがご所見をお示しください。
答(学校教育部長):
本年度からの整備でございますが、体育の授業に必要な鉄棒、肋木、雲梯、ジャングルジム、はん登棒の学校にあるべき遊具を対象とし、進めております。
授業で必要なものでありますので、できる限り早期に整備されることが望ましく、学校や関係部局とも相談しながら検討を進めてまいります。
要望(林):
早期に整備する必要があるという、そういう事だと思います。
昨年度には退任前の前西川教育長が山田第五小学校の統廃合に向けて、「現在の子供たちのみならず、将来の子供たちの教育環境を考え、早期に取り組むべきである」と大変気持ちのこもったご答弁をされておられました。
そのご意志は新体制となった教育委員会としても引き継いで頂いていると思います。
小学校の遊具については子供たちの教育環境を考え、今計画されている新設整備を早急に行っていただき、その後さらに子供たちの声をお聞きいただいての遊具の新設整備の検討を要望しておきます。
また、今回は小学校の遊具という絞った観点でご質問をさせていただきましたが、小・中学校内における様々な授業で使用する老朽化物や必要なものについても学校現場の声をお聞きいただいたうえで早急に具体設置をしていただけるよう要望しておきます。