その他(千里北公園の魅力向上について)
問(林):
先日の我が会派代表質問に対し、土木部長から「用途地域により原則収益施設を建設できず、千里北公園はPark-PFIの活用が困難であると判断した」と答弁がございました。過去から同じような答弁の繰り返しをされていますが、用途地域により収益施設の建設ができないことは千里北公園の魅力向上事業が計画決定したときからわかっていた事実かと思います。担当部局が過去に安易な計画決定をしたことが理由で高いポテンシャルを秘める千里北公園の魅力向上を潰すことはやめて頂きたい。また過去から市報にも掲載され、多くの市民に注目されている重要な事業をこんな理由で中途半端なものにしないで頂きたい。我が会派の同僚議員がご要望させて頂きましたように、既存の建設物を利用して魅力向上を行うべきと私は考えております。隣接する豊中市が千里中央公園の整備を行った際、古い公園管理棟をカフェやコンビニ等にリニューアルしております。私はこれこそが豊中市と密に都市間ネットワークを形成している本市が参考にすべき手法ではないかと考えております。
この件について担当部局のご所見をお聞かせください。
答(土木部長):
千里北公園の魅力向上につきましては、当初駐車場のような建築物を伴わない収益施設でのPark-PFIの活用も検討しておりましたが、民間事業者へのヒアリング等の結果、困難であると判断をいたしました。
公園内での収益施設の設置につきましては、Park-PFIに限らず、公園の設置管理許可によっても可能となります。
本市の千里南公園のカフェがその事例であり、豊中市の千里中央公園も同様で、本市の千里南公園の成功事例を参考にされたものと思われます。
ただし、収益施設の設置のぜひにつきましては、施設の内容によって、参入者の意欲、地元の理解など様々な要素があります。
千里北公園においては、アンケートやワークショップなどを通じて、地域の皆様から様々なご意見やご要望をいただいております。
今後、公園内の各施設につきまして、その連携方法や整備手法、管理手法も含め、しっかりと時間をかけて見直しを行ってまいりたいと考えております。
要望(林):
千里北公園の魅力向上については当初の予定から今後の予定に変更になったことが理解できました。今後、ご答弁いただいたように魅力向上のための連携方法や整備手法、管理手法を安易に決定せず、千里北公園の明るい未来が創造できる魅力向上計画の実施をお願いいたします。これは公園魅力向上事業すべてに言える事ですので、他の公園も併せてお願いいたします。