南千里庁舎解体後の跡地活用について
問(林):
令和6年4月、吹田市総合防災センターが完成した際、その南側にある土木部の庁舎が、吹田市総合防災センターの上層階に移転することとなっております。また、本年度の予算、来年度の債務負担行為として、南千里土木部庁舎事務所棟解体撤去工事が予定されております。解体撤去工事が完了した後の土地に関しては、その後どのようになっていく予定でしょうか。
答(土木部長):
南千里庁舎事務所棟の解体撤去工事完了後の土地につきまして、一部は吹田市総合防災センターへの車両の通路として利用する予定でございます。
その他の土地につきましては、吹田市総合防災センターとの関連性や、事務所棟に隣接している倉庫車庫棟の老朽化の状況等も踏まえ検討を行い、状況に応じて各関係部局との調整や庁内での利用意向調査などを行っていくものと考えております。
問(林):
5年前、平成30年2月の議会で、当時の土木部長の答弁は、跡地活用は白紙であるとお話がありました。跡地活用の内容はいつ頃お決めになられるのでしょうか。
答(土木部長):
南千里庁舎事務所棟の解体撤去工事完了後の跡地につきましては、現時点では未定であります。 今後、利用用途やスケジュールなどについて、関係部局とも調整の上、検討を進めてまいります。
要望(林):
今から検討を進めるということで、私から要望させていただきます。私は今回の選挙戦で南千里駅周辺の市民の声をたくさん聞いてまいりました。その声の一つとして、南千里駅南側に改札口を造ってほしいとの声がございました。この声は過去の議会質問でも多数の先輩議員が発言している内容です。
また、私は吹田市総合防災センターには、その名のとおり本市の総合防災を行う観点から、庁舎上層階に土木部ではなく、危機管理センターを入れるべきだと考えております。 阪神・淡路大震災や東日本大震災、大阪府北部地震、西日本豪雨、こういった自然災害が起きたときに現場で活動するのは消防や土木部の現場の職員です。有事の際、現場の職員の指揮管理をするために、危機管理センターと連携を取ることが必須だと考えております。
再度申し上げさせていただきますが、市民の声を反映するために、南千里駅南側に改札口、吹田市総合防災センターには、現場で活動する職員との連携のために危機管理センター、この観点で現在の南千里庁舎跡地とその隣にある土木部車庫棟の再整備の際には、官民融合の複合施設として、南千里駅周辺住民が切望する阪急電車の改札口、おしゃれな飲食店や物販店、土木部の事務所及び非常時用車両置場等バックヤード、既存の保育園や病児・病後児保育室などの建設を総合的に包括したまちの再整備計画の検討と、佐井寺西土地区画整理事業との相乗効果の検討、この2つの検討を要望して、この質問を終わらせていただきます。