千里ニュータウンのまちづくりについて
問(林):
過去から様々な先輩議員が質問をされておりますが、千里ニュータウンのまちづくりで重要とされている近隣センターの再整備、その中でも竹見台、桃山台の両近隣センターに関しましては、4年前、7月の市長による施政方針、また今回の施政方針で取り上げられました「重点取組2023」の中に、再整備の実現に向けた取組を進め、千里ニュータウンの活性化を推進と記載がございます。
過去の議事録にも残っておりますが、令和2年に再整備準備組合が設置されたとのことで、それ以降前に進んでいないような状況が続いているように見えます。コロナの影響があったとは思いますが、具体的には何が理由で再開発が進んでいないのでしょうか。
答(都市計画部長):
竹見台・桃山台近隣センターの再整備につきましては、民間施行の市街地再開発事業の実現に向け、地権者らが再開発準備組合を設立し、同準備組合が主体となって、事業の検討を進められているところです。
本市といたしましても、地権者等の意向を受け、近隣センター活性化の支援として、都市計画決定につなげるための検討などを進めているところでございます。
本事業は個人財産の更新を伴うものであり、地権者らの主体的な事業推進の機運を醸成するとともに、支援を行う本市とも事業の目的などを共有し、段階ごとに合意形成を図りながら進めることが重要となりますが、同準備組合が設立されて以降、未同意地権者との合意形成や、準備組合及び事業協力者との事業の進め方の共有などに期間を要しているものでございます。
(林):
事業がスタートしてから7年、準備組合が設置されてから3年ストップしているのが現状です。その理由は何なんでしょうか。
これから再開発事業がなくなっていくのか、それとも行政のアドバイスでやっと動き出すのか、私は新しい近隣センターを切望する住人さんや周辺住民を応援していきたいと思っております。