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公園の規模や特性に応じた魅力向上事業について

問(林)

現在本市では、桃山公園、江坂公園、さらに、中の島公園、千里北公園と公園の規模や特性に応じた魅力向上事業を推進されています。明日からは紫金山公園に関する市民向けアンケートも開始されます。

この事業はたびたび過去の市報にも取り上げられていることから見ても、多くの市民に注目されている重要な事業であると考えております。私は今回の選挙で、桃山公園の地下鉄出入口付近で多く活動をいたしました。工事前、工事中、完成と変化していく桃山公園の状況を見ながら活動をしたので、オープン時に見た現在の桃山公園に対し違和感があります。

そこで、質問をさせていただきます。改めてではございますが、そもそもPark-PFIとはどういった意義、目的で取り組む事業なのでしょうか。

答(土木部長)

Park-PFIとは、近年新たに創設された公園を整備する手法の一つで、公募により選定された事業者が、遊具やトイレ、園路、広場など特定の公園施設の整備と、飲食店、売店等の公園利用者の利便性の向上に資する収益施設等の設置を一体的に行うものです。特定の公園施設の整備には事業者が1割以上を負担をし、残りの資金を国の補助金活用も含めて市が負担するというスキームでございます。事業者による負担分につきましては、収益施設による収益によって後に回収できるという考え方によるものでございます。

Park-PFIの導入により、市が負担する再整備に係る費用の軽減、民間のノウハウを生かした管理運営の効率化、将来的な発展に向けた長期的な視点による効果的な取組の実施などが可能となり、公園の魅力向上が図られるものと考えております。

(林)

ありがとうございます。私はPark-PFIという公園魅力向上の手法は本当にすばらしいものであると考えております。その理由は、今御説明を頂いたとおり、公園の再整備を行うのに本市としての初期投資が少なく済み、さらに今後の管理運営に係る人員やコストも少なくなるという一石二鳥以上の成果が得られる事業だからです。

公園魅力向上事業のスタートとして、桃山公園の20年が始まったわけですが、そのスタートがあの売店と休憩所の設置と、僅か5台の駐車場という今の形でよかったのでしょうか。 私は公園利用をする市民の代表として、ここに違和感があります。さらに、これからの20年に向けた計画が、周辺住民に見えてこない点にも違和感があります。再度申し上げさせていただきますが、公園魅力向上事業は、多くの市民から注目を集めている重要な事業です。

だからこそ、これからの公園利用者、周辺住民に理解していただけるような今後の桃山公園と、さらに次に予定されている公園魅力向上事業の計画に期待をし、今後も質問をさせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

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