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公園行政について

問(林):

去る11月定例会において、私は、公園魅力向上事業の遅延や費用対効果について市長の真意をただしました。市長からは、批判を恐れずチャレンジするとの力強い答弁がありましたが、その思いを次長時代から実務トップとして形にしてきた、言わば事業の生き字引である真壁部長が、今定例会で退任されます。

中の島・紫金山公園の魅力向上事業や、令和8年度の新規事業である公園・道路の包括管理といった、多額の公金を投じる大きな転換点を前に、責任ある立場として組織の記憶を背負った方が現場を去ることに、強い不安を禁じ得ません。退任される部長への敬意を込めつつ、この重要な局面をどう乗り越えるのか、後藤市長の覚悟を問いたいと考えます。

部長は、公園魅力向上事業の難しさを誰よりも理解された上で御答弁をしていただいてきたことと存じます。実務の総責任者が交代することで、これまで積み上げてきた市民との約束や、現場で生じた失敗の教訓がリセットされてしまうのではないかという懸念がございます。市長は、部長の退任という大きな穴をどのように埋め、事業の連続性を担保されるおつもりでしょうか。また、後継体制において、これまでの対話不足という課題をどう具体的に解決していくのか、明確な指針をお示しください。

答(土木部長):

まずは担当から御答弁申し上げます。

公園の魅力向上事業につきましては、本市主要8公園について、Park-PFIによる再整備や指定管理者制度による管理運営など、民間の知恵や活力も利用し、より魅力ある公園にしていこうという取組でございます。これまで担当職員が積み上げてきてくれた苦労やノウハウ、そして反省点の改善など多くの経験は消えるものではなく、トップの交代があっても事業の継続性を担保できるものと考えております。

引き続き、魅力向上の取組につきましては、これまでの各種アンケートや利用実態調査、ワークショップ、社会実験や関係部局との丁寧な対話など種々の経験を生かしつつ、改善すべき点があれば改善をいとわず進めるよう引き継いでまいります。

答(市長):

たまたま私も道路公園部、今の土木部の部長を任されておりました。その立場から、現部長がそこまで高く評価されることを非常にうれしく思います。私もしてほしかった、いや、それはええんです。

担当部長をはじめ、実務責任者の退職を含む人事異動についてお答えをいたします。大規模な組織における社員、職員の人事は、当然ながら流動的です。それは組織の活性化、それから属人化の解消、新たなアイデアの創出、それを目的とするものです。御指摘のとおり、それにより業務の継続性が一方で棄損されてはなりません。一方で、新たな人材が従来の業務を担うことで、時流に沿った新しい展開をもたらす効果、それも期待できるものです。今後の来年度につきましても、その効果を期待したいと思います。

問(林):

市長も部長であったときに優秀な方であったから、今、市長をされているかと思いますし、今、公園魅力向上事業を実際今やっておられるというのも、市長の発案かと思いますので、そこについても今回、今、答弁いただいておりますけれども、引き続き部長が代わりましても、市長はまだ1年任期ございますので、よろしくお願いいたします。

今回、新たに打ち出された、公園・道路の包括管理というチャレンジについて伺います。

これまで本市は、公園ごとにPark-PFIの手法を検討してきましたが、今後は広域的な包括管理へとかじを切るとの認識でよろしいでしょうか。

 

答(土木部長):

今回御提案させていただいております、公園及び道路樹木等管理包括的民間委託業務は、これまで主要公園で進めてきました魅力向上事業とは別に、公園及び道路の樹木等に関する既存の委託業務を、包括的に複数年でエリア単位でまとめて委託しようとするものでございます。まずは千里南公園の周辺エリアについて実験的にモデルケースとして始めようと考えているところでございます。

 

問(林):

では、私が御指摘させていただいてきた、公園内の過度な禁止看板や画一的な規制は、どのように取り払われるのでしょうか。民間のノウハウを活用することで、直営では難しかった市民の自由度を高める具体的な仕掛けが、予算にどう反映されているのか御所見をお示しください。

 

答(土木部長):

今回の包括的民間委託の業務では、現場の一時対応や、公園施設の巡回作業なども含めることで検討をしておりますが、基本的には樹木等の維持管理を複数年でエリア単位でまとめて発注することが中心であり、指定管理業務のように、公園の管理に関することを全て包括的に任せていくものとは内容が異なります。

御指摘いただいている看板の規制の面において課題として捉えてはおりますが、今回、市民の自由度を高めるような議論は、今回の業務検討の中では行っておりません。

問(林):

では、引き続き対応については御思案をいただきますようよろしくお願いいたします。

令和8年度は、中の島公園の管理開始や紫金山公園の本格展開など、多額の公金が動く年となります。部長が道筋をつけたこの予算を執行するに当たり、市長は最小の経費で最大の見返りを市民に提供できると、改めて断言できるのでしょうか。北摂で一番の公園という抽象的なブランド論ではなく、吹田市民が、私たちの公園は本当に使いやすくなったと肌で感じられる成果を、いつ、どのような形で示すおつもりか、退任される部長の背中を見送る市長の、政治家としての不退転の決意をお聞かせください。

答(土木部長):

まずは担当から御答弁申し上げます。

これまでの江坂公園、桃山公園に続き、中の島公園でも指定管理者による管理運営を開始しており、現在は民間事業者による整備を行っております。それぞれの公園において、市民の皆様には喜んでいただいていると考えており、今後も指定管理者による利用者満足度調査や、学識者等による第三者モニタリングの結果などを踏まえ、ブラッシュアップを図ってまいります。あわせて紫金山公園の魅力向上事業の取組をさらに進め、これまで職員が積み上げてきた技能や経験と知識を生かし、市内の公園魅力アップに努めることが土木部の責務と考えております。

答(市長):

ただいまの担当からの御答弁のとおり、公園の魅力向上には経験や技能を積み上げてきた職員が、常に公園の在り方を考え、時に先進的なアイデアを持ち寄って進めてまいりました。そして今があります。公約とした千里南公園のパークカフェ事業、あれが一例なんですが、これを契機に本市都市公園の魅力向上を加速し、他市の住民も含め多くの市民に喜んでいただくことができました。引き続き吹田市のみならず、北摂のブランドとも言える多くの公園につきまして、それぞれの個性を生かした魅力アップに引き続き取り組んでまいります。

 

意見(林):

まず、真壁部長におかれましては、厳しい質問に対しても常に真摯に向き合っていただいたことに感謝を申し上げます。部長の努力を無駄にしないためにも、後藤市長には、今後も組織のトップとして、この公園魅力向上事業を単なる箱物整備に終わらせない、実効性のある指導を強く求め、私の質問は終わらせていただきます。

ありがとうございました。

©2023 by 林 やすひろ│大阪維新の会 オフィシャルウェブサイト

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